AIの急速な広がり
みなさん、AI使っていますか?
Chat GPTやGeminiなど、生成AIと言われるものが世に出てから
利用されている人もだいぶ増えてきましたね。
AIの発展するスピードが早過ぎて、どんどん進化していきますね。
当店においても、こんなお声が多くなってきました。
「この間、愛犬について心配なことがあったので、Chat GPTに聞いてみた」
時間帯に関係なく聞きたいことに対してすぐに答えが出る、こんな便利なことはありません。
お店や病院が開いていない時間帯に、なんと頼もしいことでしょう。
まさに救世主のように見えてしまいますよね。実際に助けとなることもあるかと思います。
AIは、「問題の解決方法の提供」ということ以外にも、「心の平安」というものも得られます。
「問題の解決方法の提供」→具体的な解決方法を教えてもらえる
「心の平安」→誰かに助けてもらうのが困難な状態の時に助けてもらえる
この2点において、場合によっては身近にいる人間よりもスピーディーかつ端的に解決方法を伝授してくれるAI。
そらみんな沼るよね、と思います。
人間はAIに勝てない?
当然といえば当然なのですが、内容によっては人はAIに勝てないでしょう。
AIの最大のメリットと言っても過言ではない事に、「膨大なデータを記憶していること」が挙げられます。
人は脳を最大限利用できていないとはいえ、人にはAIのような大量のデータを記憶するのは無理です。
そういう意味では、人が到底敵わない相手であると言えます。
昔のイメージでロボットなどは人間味がなく、温度のない言葉を話し、動きもぎこちないですが、
AIもロボットみたいなものかと思いきや、温度のある言葉を話し、謝罪したりお礼を言うこともできます。
礼儀として正しく、また節度を持った会話ができるようにプログラムされています。
膨大なデータを持ち、感じ良く会話することもできる、ロボットとは違って、AIは万能なんじゃないか?と思えてしまいますね。
そこで、Chat GPTに「AIが不得意なことは何か?」と質問をしてみました。
・基本的には学習データや与えられた情報に依存するので、最新情報や事実は間違う可能性がある。
・感情、意図、経験に基づく深い判断ができないため、言葉のみで寄り添うことができても、同情など重みを出せない。
・文字情報から推測しているだけで、「その場の空気感」「相手の表情の細かい変化」は分からない。
なるほど、言葉に温度を乗せた言い方はできるけども、心で寄り添うことはできないのかしら?ということが分かりますね。この部分であれば、AIに人間が勝てるかも、という期待が出てきましたね。
ただ、Chat GPTを単に雑談などの話し相手にされている方も多いそうなので、うわべの言葉だけでもいいから、誰かに優しくされたいとか、頼りたい、褒めてほしい、みたいな人が増えているのかもしれません。
(それほど生身の人間からは欲しい言葉が引き出せない、といった世の中なのかもしれませんね...)
話は少し逸れましたが、ワンちゃんの健康状態について質問される方が増えている件ですが、
すぐに質問できるし、答えをもらえると安心する、というのが質問する理由のようです。
確かにレスポンスは早いし、内容によってはその場で安堵することもできるかもしれません。
ただAIは、
・普段の愛犬の状態から比べて今はどうなのか
・表情からしてどうなのか
・家族だから分かる愛犬の普段と違う違和感
など、微妙な変化を読み取ることが苦手のようです。
そしてこれらは些細なことのようで、実はお悩みを解決するためのかなり重要なポイントだと思います。
今日のまとめ
個人的には、AIの発展は喜ばしい側面が多いかと思っています。
・知りたいことをすぐ調べられる。
・考えを整理する手助けになる。
・困った時のヒントを与えてくれる。
こうした恩恵は今後ますます大きくなっていくでしょう。
ただ、その一方で気になることもあります。
・AIの回答が本当に正しいのか、多角的に見て検証する力が必要になること
・AIへの依存が習慣化し、自分で考えたり調べたりする機会が減ってしまう可能性があること
AIは膨大な情報を持っています。
しかし、愛犬の表情やしぐさ、普段とのちょっとした違い、飼い主さんだからこそ感じる違和感までは理解できません。
実際のカウンセリングでは、
「最近なんとなく元気がない気がする」
「検査では異常がないのに何か気になる」
「言葉では説明しにくいけれど、いつもと違う」
そんな飼い主さんの感覚が、大切なヒントになることが少なくありません。
分子栄養学に基づいたカウンセリングもAIも、どちらが優れているという単純な話ではないと思います。
AIは情報を整理することが得意です。
一方でカウンセリングは、その子の生活背景や体質、これまでの経過、飼い主さんが感じている違和感などを一緒に整理しながら、根本原因を探っていくことができます。
AIは便利な道具です。
だからこそ、うまく活用しつつ、最後は人が考え、人が判断することが大切なのではないでしょうか。
これからの時代は、「AIを使うか使わないか」ではなく、「どう使うか」が大切になってくると思います。