ドッグフードの選び方

ドッグフードの選び方

毎度おなじみ、見飽きたタイトルですが...

「ドッグフードの選び方」なんてもはや見飽きたタイトルかもしれません。

もうそんな関係のブログはたくさん読んできたから、という方にも

分かりやすく、細かい話は抜きにして読んでいただけるように書いてみたいと思います。

ワンちゃんには一体どんなごはんが良いのか?

まず大前提として、「犬の食性に合っていること」、これが一番だと思います。

犬の食性とは

では犬の食性っていったい何なのか。

生き物には、その食性に合った歯がついているはずですね。

犬の歯を見てみると、人間の歯とはちょっと違った形をしているのが

お分かりいただけると思います。

私たち人間は、平らで食べ物をすりつぶすのに適した歯を持っています。

一方で、犬の歯は先細りの尖った歯で、肉を引きちぎるのに適しています。

つまり結論からお伝えすると、「犬は肉食」これが犬の食性であると言えます。

肉食であるオオカミをルーツに持つ犬の食性が肉食であるのも納得できますよね。

現代の犬は肉食でしょうか?

ところが、ドライフードを主に食べているワンちゃんが多い昨今、

犬はもはや肉食というよりも「雑食の生き物」になってきているようです。

動物というのは、さまざまな変化に順応していきます。

食べるものが変化していくと、それに合わせて順応していくのです。

摂取した食べ物からうまくエネルギーを作れるようになり、

体のほうが方法を模索してうまく消化して吸収して、命を繋いでいきます。

肉や内臓、骨などを食べていた昔のオオカミに比べると、ずいぶん変化していると思います。

もっとも、オオカミからさまざまな犬種が派生していき、

見た目もずいぶんオオカミとは違ってきている側面もあったりしますが...

いずれにせよ、食の変化は体内部のシステムにも変化をもたらします。

もともとお肉の消化は得意な犬でも、現在は胃酸が出にくいコもいるようです。

胃酸が十分に出ていないと、お肉を食べても消化に負担がかかりやすくなってきます。

本来の犬の食性に合っているはずの食事(=肉食)がうまく消化できなかったり、

消化できにくいもの(=肉食)は食べるのを控えてしまったり、ということが起こってきます。

加工食品である糖質多めのドッグフードを食べ続ける弊害とも言えると思います。

ではどういうフードが良いのか

大切なポイントだと思うのが、以下の3つです。

◉原材料の安全性

◉製造方法

◉食性に合ったもの

食性に合ったもの、というのは最初にお伝えしたとおりです。

原材料の安全性というのは、原材料がどこの国でどういった育てられ方をしたものか、

どういう風に獲られたものか、または、作られたものかということです。

例えばお肉は、同じ種類の家畜のお肉であっても、その育てられ方でお肉の栄養素まで変わるそうです。

どうせなら、安全かつ栄養素がたっぷり入ったものを使ったフードがいいですよね。

そして、製造方法について。

フードの種類はざっくり大きく分けて、以下の6種類に分類してみました。

  1. ドライフード

  2. ウエットフード

  3. フリーズドライフード

  4. エアドライフード

  5. ベイクドフード

  6. 手作り食・生肉系フード

この中で栄養バランスが取れていれば、一番のおすすめは手作り食、生肉系フードです。

フレッシュさや水分の含有量、添加物使用の必要が少なくなることから、

栄養バランスの取れた手作り食に勝てる加工フードは正直ないだろうなと思います。

手作り食のレシピは、昨今ネット上でもたくさん掲載されており、簡単に検索できます。

ただ、見た目が「おじや」のようなものも多く、メインが糖質であるならば、

犬のもともとの食性に合っているとは言いがたいです。

しかし、過去に継続的に加工フードを食べていて、アレルギーと言われていたり、

皮膚の調子が悪い状態であったり、そのほか何らかの不調にお悩みの場合は、

おじやのような糖質多めの手作り食でも調子が良くなることがあります。

おそらくこれは、添加物や酸化した脂質を摂取しなくなるからではないかなと思います。

あるいは、水分の摂取量が増えるから、というのも理由の一つかもしれません。

短期間であれば、少しくらい完璧な栄養バランスでなくても、そのような恩恵は受けられると思います。

長期間にわたり手作り食をされるのであれば、ビタミンやミネラルなどのバランスも大切です。

そこのバランスがうまく取れていないと、皮膚がカサついたり、

被毛の艶がなくなったり、そのほかにもさまざまな影響が出てくることがあります。

一方、海外でよく見られる手作り食のレシピは、メインの食材がお肉であり、

そのほかにも内臓などさまざまな部位も使われています。

内臓となると、日本ではなかなか入手しづらいということもあると思います。

そういったことから、日本では生肉中心のレシピはわりと作りづらい面があるかもしれません。

今ですと、大きなお肉屋さんやネットショップのルートからは手に入りやすい可能性はあります。

そして同時に、使用するお肉の安全性にも目を向けたいところです。

(これは他の種類のフードでも言えることですね)

原産国の表示をチェックするだけでは、肥育ホルモン剤や抗生物質の使用の有無が

分かりにくいことがあります。私たちが食べるお肉もできる限り安全なものを使いたいものです。

手作り食以外のフードについては、製造方法がそれぞれ違います。

原材料が良くても、製造方法によってどの程度の栄養が失われるか、というのもポイントだと思います。

商品パッケージの原材料表示を見ただけでは、何℃くらいの熱を加えて製造するかなど

分からないこともよくあるので、詳細についてはメーカーさんに問い合わせるしかなさそうですね。

製法は同じであっても、製造時の温度が違うなどもあるようですので、

それぞれのメーカーさんごとに見ていくことが必要だと思われます。

では、結局はどれがいいのかと申しますと...。

個人的には、バランスよく作れることができれば手作り食が一番だと思います。

それ以外で犬の食性に合っているのは、フリーズドライフード、

または、製造時の温度が高温でなければベイクドやエアドライフードも良いでしょう。

いずれにしても、「材料が安全であれば」というのが前提になります。

また、日本は災害大国でもありますので、手作り以外のフードも

たまに与えて食べられるようにしておくのも良いかなと思います。

フリーズドライフードなら、お水も備蓄しておけば、水分たっぷりのフードがすぐ作れます。

ウェットフードは水分も摂取できるし良いと思いますが、増粘剤なしのものが良いかと思います。

増粘剤は食感を良くしたり、固形分と水分の分離を防いだりとメリットがある反面、

消化酵素の働きを妨げることで、消化の邪魔をすると言われています。

そして、ウェットフードのみで栄養を補おうとすると、けっこうな量が必要になる場合が多いので、

コストがかかったり、お腹いっぱいで食べきれない、なんてことも起こります。

(実際、うちのワンコもある日ウェットフードのみを与えると、食べきれず残していました😅)

本日のまとめ

今回は、ざっくりと大まかにフードについて書かせていただきました。

フードについて記事を書くと、とてつもない文章量になってしまうこと必至なので、

今回は大きな枠組みで書いてみました。

また今後ブログでそれぞれのフードについてのお話なども書いていけたらと思います。

フードに関するご質問などありましたら、公式LINEからや店頭などでもお気軽にご質問ください。